暖かい日が続き季節はすっかり春ですね!
そして春といえば山の幸、山菜ですよね!
おひたしや天ぷらにして、あのほろ苦い味わいがたまらないですよね!
でも山菜って種類も多くて似たようなものもあり見分けがつかないなんて人も多いですよね。
今回は、そんな解りにくい山菜についてお話しします!
山菜が苦くて苦手なんて人も、これを読んで山菜の大切さを覚えてくださいね!
スポンサーリンク1 山菜の定義
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山菜という言葉はよく聞いても具体的にどんなものが山菜なのかは意外と知らないですよね?
簡単に言えば山野に生える食用にされる植物のことを示します。
いわゆる野菜とは違い野生のため収穫される量が少なく、自然な苦味であったり灰汁が強かったりします。
また、季節により収穫される山菜が異なるため季節感があります。
2 山菜の苦味
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山菜といえば独特の苦味ですね。
好き嫌いも別れるあの苦味ですが実は体にとってとても大事なものなんです。
苦味の元となるのは植物性のアルカロイドという成分です。
植物性アルカロイドは、新陳代謝を上げて解毒や老廃物を外に出すデトックス効果があります。
不規則な日常で溜まった体の中の悪いものを自然に出してくれる山菜の苦味は現代人にこそ必要ですね。
3 森の動物と山菜
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春は芽吹きの季節。
冬眠から覚めた山の動物たちが一番最初に口にするのがこの山菜です。
草食の動物はもちろん肉食の動物も一度山菜を食べて、寒い冬の間に溜め込んだ毒抜きをします。
人間だけが寒い冬の一月を一年の始まりとしていますが自然界では動物たちが冬眠から目覚め、草木の新芽が出てくる暖かい春を一年の始まりとしています。
山の動物は一年の始まりを肌で感じ、山菜の成分が自分たちにとって必要なものだと知っているんですね。
4 様々な山菜
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一言で山菜と言ってもその種類は豊富で見分けがつきませんね。
お店や食卓で目にしそうな山菜をいくつか紹介していきます。
わらび
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山菜として知られる他にデンプンを取り出し「わらび粉」として和菓子などに使われます。
知られていませんが有毒であるため生での食用はできません。
木灰汁を使いアク抜きをすることにより無毒化されます。
ぜんまい
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表面の綿毛を取り除きアク抜きをして天日などで干し手から食用とされます。
綿毛は繊維として織物にも使われます。
湿地帯などに群生しており、韓国ではナムルの材料にされます。
こごみ
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ぜんまいよりも鮮やかな緑色をして綿毛がありません。
また、アクがないので茹でてすぐに食べることができます。
ふきのとう
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アクと苦味の強いふきのとうは野菜の「ふき」の新芽です。
根っこの部分には毒性が強いので注意が必要。
また、菊などのアレルギーがある方は食用できません。
たらの芽
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山菜の王様とも呼ばれるタラの木の新芽です。
採取の時は棘があるので注意が必要です。
大きくなったものほど苦味も強いので小ぶりなものが食べやすいです。
天ぷらなど加熱して食べると甘みもあり美味しいです。
こしあぶら
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山菜の女王と呼ばれるコシアブラの木の若芽です。
頂芽と呼ばれる先端の部分が特に香りがあり美味しいとされています。
つくし
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道端や土手などにも生息するつくし。
スギナの胞子茎でおひたしや煮物にもされます。
あまり大きくなると硬いので小ぶりなものが美味しいです。
オオタニワタリ
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亜熱帯地域でよく生息され沖縄や九州などで生息しています。
観葉植物としても人気ですが、食用にされるのは新芽の部位になります。
カタクリ
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片栗粉でおなじみのカタクリの花。
実は現在カタクリは貴重で販売される片栗粉のほとんどがジャガイモのデンプンが使われています。
うるい
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正式名称はオオバギボウシと言います。
比較的スーパーなどで簡単に購入できます。
クセがなく歯ざわりも良いため、おひたしに天ぷら、炒め物と幅広く料理されます。
まとめ
いかがでしたか?
苦くて苦手と思っていた方も山菜を食べてみようと少しは思ってもらえましたか?
少しでも見分けがついて山菜に興味が湧いていただければ幸いです。
野生動物や先人たちも春に体をリフレッシュさせそこからの一年をまた頑張ろうとしてきました。
毎日忙しいみなさんだからこそ、春にしっかり山菜を食べましょう!
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