突然ですが、冷蔵庫の残り物であっという間に料理を作る人って素敵だと思いませんか?
お肉があればお肉で。
野菜があれば野菜で。
でもそうは言ってもうまくはいかないものですよね。
実は献立を決めれる人とそうでない人とは料理の腕前でなく、考え方が違ったんです!
今日は料理を決めれる魔法の方程式の話です。
スポンサーリンク目次
1 料理ができない人の共通点
そもそも料理ができない人とはどんな人なのか?
いくつか例を挙げて説明します。
1-1 基本を守らない
例えばカレーを作るとします。
ヨーグルトを入れたりコーヒーを入れたりとテレビや本で言っていた事を実践して作るのにうまくいかない。
そんな人には決まって聞く事があります。
「カレールーの箱に書いてある通りに作ったことありますか?」
驚くことに大半の人は手順通り作らないどころか水や具材の適量も知らないのです。
元の味に対して旨味なのかコクなのか足したいと思ったものを加えるのがアレンジです。
最初からあれこれすると味の基本が覚えれません。
料理とは足し算です。
いきなり難しい方程式は解けません。
一つずつ味の基本を覚えましょう。
1-2 完成品がイメージ出来ていない
レシピ本を見ながら手順通り作ってるのに完成品が美味しくない人がいます。
お肉を切るとか野菜を切ると言っても切り方は様々です。
仮に一口大にと書いてあっても人それぞれ一口の大きさも違います。
盛り付ける器や食べる人によって切り方や加熱時間など変える必要もあるでしょう。
小さな器に大きな食材がゴロゴロ乗ってもバランスが悪いですよね。
理を料ると書いて料理です。
何故その大きさなのか、何故こう切るのかなどをイメージしながら料理は作りましょう。
すると目の前にある食材だけでなく、料理の完成品までの道のりも見えて来るはずです。
1-3 整理整頓が出来ない
料理をしていると、すぐに目の前が食材のゴミや使った道具でいっぱいになり散らかってる人がいます。
料理の工程が理解できずに、今使わない物や使い終わった物をすぐに片付けないからです。
綺麗な料理は綺麗な場所からしか産まれないものです。
場所がなくなると結果的に作業効率も悪くなります。
まず何をするか、次は何か?どれとどれなら同時に出来るかなどを考えながら料理をして綺麗な料理をしましょう。
2 料理を考えてみよう!
では実際に作る料理を考えるコツを説明していきます。
2-1 完成品を決めて材料を揃える
一番基本的な考え方です。
計算式化するとAB=A+Bという形ですね!
自分の作れるものや本などを見て作るものを決めます。
この時に大事なことは作る工程をイメージすることです。
これにより材料の入れ忘れや手順を飛ばしてしまうのを防ぐことができます。
また、イメージをしておくことによりスムーズに工程がこなせてスピードアップにも繋がります。
2-2 材料から完成品を考えてみる
少し料理に慣れたら今度は今までの反対で材料から料理を決めましょう。
つまり考え方をA+B=ABからAB=A+Bにします。
難しく聞こえますが実は皆さん気づかずに実践してたりします。
例えばスーパーなどで美味しそうなサンマが売っているのを見て「あ、今日はサンマの塩焼きにしようかな」などと思ったことはありませんか?
それが牛肉とじゃがいもなら肉じゃがやカレーなどと食材から料理がパッと想像出来るとだいぶ料理に慣れてきたと言えますね。
3-3 完成させたいものを今あるもので作ってみる
少し応用編になります。
例えばポテトサラダを作るとします。
必要なものといえばもちろんじゃがいもですよね!
でも冷蔵庫にじゃがいもは無くあるのはかぼちゃだけ。
そんな時はかぼちゃで作ってパンプキンサラダにしてしまいましょう!
親子丼を作りたいが鶏肉と豚肉を間違えても大丈夫です!
そのまま豚肉を使って他人丼にできます!
ここで大事なことは材料にとらわれずに料理を完成させることです。
これができると料理のレパートリーが飛躍的に増えていきます!
AB=A+◯もしくはAB=◯+Bなどです。
ここで一つ、実は材料を変える時のコツがあります。
同じ性質のものだと成功しやすい!
と、いうことです。
肉なら肉だったり、根菜なら根菜となどです。
そうすることにより味のバランスや、調理工程を変えることなく作ることができます。
もちろん慣れてきたらもっと大胆な変更をしても上手に作れるようになっていきます。
しかし始めは間違いなさそうなものから試してみて成功経験を増やしていきましょう!
3 冷蔵庫の中身だけでコース料理を考えよう!!
いよいよ残り物活用の達人レベルにの話になります。
でも安心してください!大丈夫です!
今回は前菜、汁物、主菜、ご飯の四品を考えましょう。
3-1 食材をリストアップしましょう
まずは現状を把握してみましょう。
もやしが半分だったり、卵がいくつあるとかお肉は鶏肉ならあるなどです。
何がどれだけあるかわかることによりコースの料理がイメージ出来ます。
3-2 現状で完成できる料理を一つ決める
じゃがいもと牛肉が残ってたら肉じゃがやシチュー、ほうれん草ならおひたしやバターソテーなんかもいいですね!
ここで重要なのは一品決めるとコースのテーマや流れが見えてくるということです。
決まった料理によりコースは和食なのか洋食なのか、その一品料理は主菜なのか前菜なのかなど色々なことが決まってきます。
3-3 テーマに添った残りのメニューを決める。
不足している材料を他の材料に変えてテーマに合う料理を作りましょう。
今まで作った様々な料理をアレンジするわけです!
ほうれん草のおひたしが出来なくてももやしなら出来るかもしれません。
鶏の炊き込みご飯が無理でもサバの缶詰と塩昆布の炊き込みご飯なら簡単かもしれませんね!
コースというと難しそうで構えてしまいますが実は今までの方程式で出来てしまうんです!
仮に主菜からコースを決めていくとした方程式です。
「前菜AB(A+B)+(主菜CD(C+D))+汁物EF(E+F)+ご飯GH(G+H)=コース料理」
となります。
まとめ
いかがでしたか?
限られたレシピや食材を上手に方程式に当てはめれば冷蔵庫の残り物も立派な料理へと変身できます!
色々な料理を好きなように作れるようになるとこれからの料理がますます楽しくなりそうですね!
コメントを残す