みなさん!
冬の味覚といえばカニですよね!
毛蟹やワタリガニ、タカアシガニ花咲蟹と種類も豊富ですがこの時期の主役はやっぱりタラバガニとズワイガニですよね!
でも他のカニの名前と違ってタラバとズワイは名前の意味がなんのことかわからないですよね?
今回はタラバガニとズワイガニの名前の由来についてお話しします!
スポンサーリンク1 タラバガニ
冬の味覚であるタラバガニは時に1メートルを超える大型のカニです。
日本では主に北海道のオホーツク海で捕獲されています。
一般的なカニは足がハサミも含めて10本ありますがタラバガニには8本しかなく名前にこそ『カニ』と称されてはいますが種類としてはヤドカリの仲間とされています。
タラバガニの名前は「鱈場」に由来されており、タラバガニの捕獲される場所が鱈の漁場と重なることからタラバガニと呼ばれるようになったと言われています。
身の詰まりがよく食べ応えがありますがさっぱりとしており、焼いたりに茹でたりと食べ方も豊富です。
しかし他のカニと異なりカニ味噌が水っぽく臭みがあるため食用としては楽しめません。
2 ズワイガニ
ズワイガニは体長70cm程度まで大きくなる大型のカニです。
日本での生息地は日本海が有名ですが、太平洋側やオホーツク海など各地に生息しています。
そのため地域により異なった呼び名があります。
新潟や富山、石川県などの北陸地方では越前ガニと呼ばれています。
また、鳥取や島根などの山陰地方では松葉ガニと呼ばれています。
ズワイガニの語源は諸説ありますが、ズワイガニの細く長い脚の様子がまるで小枝のようなことから古語で細く長くまっすぐ伸びる小枝を意味する「楚(すわえ)」ガニと呼ばれました。
その後「楚(すわえ)」が転じてズワイとなったとされています。
ズワイガニの身にはタラバガニのような食べ応えこそありませんが、カニらしい甘みがありとても品のいい味わいです。
また、カニ味噌もとても美味しく、そのままはもちろん甲羅焼きや甲羅酒などで楽しめます。
3 セイコガニ
セイコガニと呼ばれるズワイガニのメスです。
セイコガニの他にもセコガニ、香箱がに、コッペガニなどの呼び名があります。
大きなオスのズワイガニと比べ小さいメスのカニは水揚げされる地元では安価なため味噌汁や、鍋の出汁などで使われます。
メスの特徴は外子と呼ばれるプチプチとした食感の卵と、内子と呼ばれる濃厚な味わいの未成熟な卵の元があります。
また、カニの卵を保護するためにオスのカニより漁期が短く11月6日から12月29日までのと約二ヶ月間のみとなってます。
食べ方は茹でたり蒸して食べるのが一般的ですが非常に手間暇がかかります。
そのためいい仕事をする料理屋であるほど綺麗にほぐして提供してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
今まで知らなかったカニのことがわかったんではありませんか?
でもやっぱりカニは話だけでなく食べないとダメですよね!
みなさん!
美味しいカニを食べに行きましょう!
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