パリっと香ばしく美味しい日本の夏の風物詩の一つである鮎の塩焼き。
しかし小骨が多いからとか、食べ方がわからないなど意外と苦手な人が多いですよね。
今日はそんな方でも食べたくなる美味しい鮎の塩焼きをご紹介します。
スポンサーリンク1 鮎は生きているものを使う
まず鮎は生きている物を焼くのが大切です。
生きている鮎は内臓の胆のうに、甘みと香りがあります。
ですが、鮎は死ぬと1秒ごとに鮮度が落ちていき甘い胆のうは苦くなりやがて臭くなります。
そのため、鮎は生きているものでなければ美味しくならないのです。
2 炭火で焼く
フライパンやオーブンでも火は通ります。
しかし炭火だけが、鮎から出た脂が炭に落ちて煙になり香りとして戻ってきます。
まるでスモークされたかのような香ばしい味付けとなるのです。
特に炭は国産の密度の高い質のいいものを使うとよりこんがりと焼けます。
具体的には土佐や紀州などの炭を使うといいと思います。
3 若鮎(15cm〜16cm)を選ぶ
鮎は、大きくなると頭が固くなり骨も太くなります。
そのため、頭を取り骨を抜く必要があり食べにくくなります。
しかし鮎の旨味である胆のうは鮎の体に伴い大きくなるかというとそうではありません。
例えるなら身長150cmの人と180cmの人で心臓や胃袋の大きさが変わらないのと同じです。
すると少ないソースで大きな魚を食べるようなもので味が足らなくなります。
そのため一般的なお店では蓼酢をつけて食べることとなるのです。
反対に小さな稚鮎だと中からじっくりと熱を伝える炭の遠赤外線に耐えれず鮎が負けてしまいパサパサになります。
以上のことをクリアすると頭から香ばしく食べれ、身は干物のような凝縮した旨味の最高の鮎の塩焼きとなるのです。
まとめ
いかがでしたか?皆さん鮎が食べたくなったんじゃないですか?
ちなみに私はこの条件を満たした鮎しか焼きません。
皆さんも美味しい鮎を食べてくださいね。
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